根管数と頻度
上顎第一大臼歯:MB2根の存在;45%
※
MB2が根管性完全分岐根管:57.3%
上顎第二大臼歯は37.5%というデータもある。口蓋根が2根管のこともある。
上顎第二小臼歯:2根管;50%
上顎第一小臼歯:
1根(59%) 2根管;80% 1根管;18% 3根管;2%
2根(41%) 2根管(100%)
Weine の分類
タイプ3( 2 根で2 根管が独立)>タイプ2(2 根管が根尖部で合流する )
3根(1%) 3根管(100%)
歯根幅径≒歯冠幅径;3根の可能性が高い
上顎側切歯:1根管;90%
根尖5mm付近での唇側方向への湾曲が多い。
細いファイルを入れた時の根管の抵抗は、根管の狭窄ではなく湾曲である場合が多いので、無理な拡大はトランスポーテーションのもとになる。
下顎第二大臼歯:樋状根;30%
頬側で近心根と遠心根が癒合
舌側には陥凹
根尖は舌側へ湾曲
下顎第一大臼歯:4根管(遠心舌側根);25%
4根管目を見逃さないため、髄腔開拡の形態は三角形より長方形の方が適していると思われる。
MM根;10%、MD根はさらに少ない。
(通常は近心2根管。その真ん中にもう1根管MM根が存在する場合がある)
下顎第一小臼歯:2根管;20%
咬頭直下からバー挿入
下顎側切歯:2根管;34%
多くの根管は扁平な1根管あるいは2根管。
窩洞外形は長楕円形(髄腔の形態と舌側に第2根管が存在する場合がある)
コンドウ歯科HP